1.螺鈿(らでん)の袋帯、「保管中にたとう紙の内張りの紙が螺鈿の柄にひっついてしまって、、」
とご相談。(螺鈿の成分が溶けて紙がひっついています。)
2.はがし液を塗って慎重に紙だけをはがしていきます。
3.ひっついていた紙だけをはがしました。螺鈿に保護膜を塗りましたのでもう安心です。
螺鈿(らでん)の柄はちょっとしたことが原因でいろいろと困ったことが起こります。
今回の事例は保管中に防虫剤の成分、もしくは湿気等で螺鈿に使われている成分が溶け、
飴のようになって紙がひっついてしまいました。
このようなことになってもご自分で対処されずに、東亜染織にご相談ください。
最適対応で直します。